自分たちの家づくりにふさわしい工務店を知りたい!そんな方にちょっとした知識をご紹介!

このサイトでは自分たちに適した工務店選びの際に役立つ知識を紹介しています。
家づくりはパートナーとなる建築業者によって満足度が左右されると言っても過言ではないくらい、業者選びは非常に重要なプロセスです。
何となくで契約してしまうと後悔する可能性も否めないので、しっかりとチェックするポイントを押さえたうえで比較検討するのが良いでしょう。
満足のいく家づくりを行うためには欠かせない作業なので、早めに習得しておくことが重要です。
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自分たちの家づくりにふさわしい工務店を知りたい!そんな方にちょっとした知識をご紹介!
- そもそも工務店とはどんな施工会社のこと?ハウスメーカーと比較しながら理解しよう!
- 実際には工務店も多種多様!基本的なタイプごとに特徴を知ろう!
- 設計の自由度?アフターサービス?それとも価格帯?工務店の強みって何?
- 工務店にもデメリットがある!事前に理解してリスクの回避に役立てよう!
- 注文住宅は何かとお金がかかる!工務店とハウスメーカーどっちに依頼すべき?
- 予算に余裕がない?工務店に相談する前にコストダウンの秘訣を理解すべし!
- 規模の小さい工務店は倒産リスクが心配?それならこのポイントを事前にチェック!
- 工務店を選ぶなら建築予定地から近い会社がベター!その理由とは?
- その工務店は自社設計で自社施工?これで技術力と信頼性の高さ見抜け!
自分たちの家づくりにふさわしい工務店を知りたい!そんな方にちょっとした知識をご紹介!
注文住宅を建築したいと考えているのであれば、パートナーとなる建築会社選びはとても大切な作業です。
地元に密着した建築会社が良いのであれば、優良な工務店を探すことが必要になるでしょう。
工務店選びの際は正しい知識を持っておくことが必要です。
まずは複数の工務店に見積もりの作成を依頼し、出来上がったデザインや建築費用などを比較していきましょう。
その際の対応が親切でスピーディーかどうかもチェックしておくべきポイントです。
そもそも工務店とはどんな施工会社のこと?ハウスメーカーと比較しながら理解しよう!
注文住宅の依頼先では一般的に工務店やハウスメーカーが選ばれています。
多くの建築会社の中から1社を選ぶ前に、どちらが自分たち家族の家づくりに向いているのか理解することが大切です。
どのような会社であるのかを知れば、適している方が見えてきます。
ハウスメーカーは誰もが一度は耳にしたことのあるような、全国展開している知名度の高い大手の企業です。
品質や独自のアフターフォローが充実しており、ブランドや品質、安心感などを求める方に選ばれています。
全国一律の品質を保つためにあらかじめプランや材料が決められていることも。
工務店は地元に根ざして狭いエリアを対象に営業活動を行う中小企業です。
設計の自由度が高く融通が利きやすい、地元密着で相談しやすいといった特徴があります。
その土地ならではの気候や風土に適した家づくりを行っていることも。
デザインや間取り、材料や設備など細部にまでこだわったオーダーメイドのような家づくりを行いたい方に向いています。
実際には工務店も多種多様!基本的なタイプごとに特徴を知ろう!
従来型の工務店は、大工の棟梁が設計から現場における職人の統括まで行い、設計よりも施工に重きを置くのが一般的でした。
しかし、現在では多様化しています。
デザイン重視型の会社は自社で建築家を雇い入れたり、設計事務所と連携することで、多様化・高度化する顧客のニーズに応じられる体制を築いています。
顧客に付加価値を提供することに強みがあり、フルオーダーメイドの家づくりにも対応できる点が強みです。
この他にも、特定の業務を専門としながら活躍する専門型の工務店も見られます。
例えば、ハウスメーカーやビルダーの下請け会社として専念するタイプや、外部の建築家による設計を形にすることを専門にする施工に特化するタイプ、リフォーム工事を専業とするところなどが具体例です。
これに加え、デベロッパーのように自社で土地を入手し、分譲住宅や建売住宅を建築・販売する工務店も存在しています。
一般的に注文住宅を工務店で建てるなら、従来型か設計重視型にお願いするのが基本になるでしょう。
設計の自由度?アフターサービス?それとも価格帯?工務店の強みって何?
住宅を新築する際に工務店に依頼するメリットはいくつもありますが、その中でも近所の工務店の場合はアフターサービスを受けやすい点が挙げられます。
大手ハウスメーカーの場合、まずは営業に連絡をして職人の手配になりますので時間を要することがありますが地域に密着したお店で近くにある場合にはすぐに来てもらえるケースが多いです。
それ以外の強みとしては、大手ハウスメーカーと同等のクオリティのものを安く建てることができる点にあります。
これは、それぞれの工務店にもよりますが同等ランクの建材を使って同じ大きさの家を新築した場合、コストがかかりにくいのが工務店です。
広告費などがほとんどかからないほか、マージンをカットすることができる点も強みです。
ハウスメーカーには有名な分ブランドや信頼性の高さなどがありますので、そこに魅力を感じて建てる人もいます。
予算や好みに応じて、施主それぞれが選ぶことができるのが注文住宅です。
工務店にもデメリットがある!事前に理解してリスクの回避に役立てよう!
便利で利用しやすい工務店ですが、ここにもデメリットとなるポイントが実は二つ存在します。
まず、予算が高くなりすぎてしまう可能性が存在するという点です。
工務店では、新築一戸建てなどの相談を行うときに細かい注文を行うことが可能な注文住宅というサービスが存在します。
確かに、理想の物件を実現する意味では非常に利用しやすいサービスに違いありません。
しかし、細かい部分まで要求できるとあってコストが大きくなりがちになってしまい、予算オーバーしがちになってしまいます。
また、工務店では時間がかかってしまう可能性が高くなるという点も見逃せません。
ハウスメーカーなどと異なって、地域密着型でサービスを提供していますので顧客あたりの時間を長くとるという特徴があります。
細部まで話し合って決めていくことになりますので、自然と時間かかる可能性が高くなります。
ですから、これら2つのデメリットを理解しながら自分の要求を満たすことができるサービスを探さなくてはいけません。
注文住宅は何かとお金がかかる!工務店とハウスメーカーどっちに依頼すべき?
工務店とハウスメーカーは、サービス内容で選択する業者を選ぶべきです。元々、業務形態がかなり違いますのでどちらが優秀かを決めるものではありません。
例えば、工務店は予算の都合が付くのならば理想の物件を実現しやすい傾向があるのでこちらが得策であるといえます。
注文住宅はとても分かりやすいサービスで、文字通り注文を細かく伝えることができるので自分が求めている物件を購入できます。
しかも、実際に交渉に携わって設計なども見ていくことができるので客観的にも自分好みの住宅にできます。
反対に、ハウスメーカーはお金に見合った十分なサポートを受けられる可能性が高いです。
これは、ハウスメーカーがマニュアル化された品質の高いサービスを提供していることと関係しています。
ハウスメーカーは、全国展開している店舗が多いので誰が訪れても同じような品質の高いサポートを受けられます。
住宅購入で不安がある人は、ここで相談をすれば十分な保証を受けられます。
予算に余裕がない?工務店に相談する前にコストダウンの秘訣を理解すべし!
家を建てる上で予算を決めていることが多いですが、必要性に迫られて意外と費用がかかってしまう恐れがあり、余裕がない人にとってはコストダウンを図ることが重要です。
大抵は工務店にそのままコストダウンの相談を行ってしまいますが、それ以前に経費をかけないような知識を得ておくこともポイントになります。
特にDIYの一環で自分で工作をしたり、作り上げるのが好きという方は、無駄な工事を避けることもできます。現在は建築資材の高騰の影響もあり、予算オーバーがしやすい時代になっています。
工務店も最終的には消費者負担になるので、手間代でも駆けつけるための燃料代もかかるので、うなぎ上りになりやすいです。
工務店に相談する前には、如何に最低限度のシンプルな造りにしていくかを念頭に置くと良く、後で追加的に工事ができるものに関しては将来の必要性に応じて進めるようにします。
コストダウンの秘訣は工務店に相談する前に自分が工事ができること、後で構わない工事の仕分けを行うことがポイントになります。
規模の小さい工務店は倒産リスクが心配?それならこのポイントを事前にチェック!
小規模の工務店は資金繰りに苦しめられることが多く、特に景気後退期においては倒産リスクが高くなってしまう現実があります。
ですから、住宅建築をお願いする工務店の財務状況をしっかりと把握することが求められます。
この点、工務店は建設業許可を取得しており、毎事業年度終了後、4カ月以内に決算報告を含めた変更届を提出しなければなりません。
これは一般人でも閲覧することができますし、写しを取得することも可能です。
例えば、決算書の写しを入手し、会社の財務・会計などを理解できる知り合いに協力してもらえば、倒産リスクの有無を把握することができるでしょう。
建設業許可には決算書以外にも、さまざまな会社情報が掲載されており、営業の沿革、従業員の数や健康保険への加入状況、工事経歴書や過去3年間の工事施工金額なども届けられています。
これらを細かく確認すれば、営業年数や工事の実績、施工数のバラツキ、技術者が常勤であるかどうかも把握できますから、会社の経営状況の安定性はもちろん、工務店に在籍するスタッフの技術力などのチェックにも有意義です。
工務店を選ぶなら建築予定地から近い会社がベター!その理由とは?
工務店選びは建築予定地との関係性も検討に含む必要がありますが、その理由についてはしっかりと理解しておくことが大事ではないでしょうか。
一番の理由はやはり相談のしやすさで、地域について理解があることや、物理的な距離の近さも含まれているといえます。また建築予定地の候補が複数ある場合は、話し合う相談先として頼りになります。
工務店選びは信頼関係の構築が大前提で、何度も電話や対面を繰り返して話し合いを重ねていくことになるわけです。
距離があると単純に相談しにくくなりますし、話し合いをする場合にその都度都合を合わせたり時間を作る必要性が出てきます。
工務店の人に現地に来てもらうのもどこか気が引けたりするので、必要なコミュニケーションが不足したり、関係性が薄くなる懸念が生じます。
やはり距離も関係性も近い方が何かと頼りやすいですし、疑問や不満があらわれても早く解消できるので、工務店は身近に感じられる相手を選ぶのが正解ではないでしょうか。
その工務店は自社設計で自社施工?これで技術力と信頼性の高さ見抜け!
工務店は大手のハウスメーカーなどから委託を受け住宅を建てる所と、自社設計で自社施工を行っているところがあります。
もちろん技術力が高いのは自社設計で行っているところであり、この場合には非常に信頼性も高いため安心して依頼することができます。
ハウスメーカーの委託を受け行っているところは、基本的な設計はすべてこれらのメーカーに依存しているため、本来の住宅の強度や様々な経年変化などによるリスクを十分に理解していないと言う場合が少なくありません。
したがって構造的な質問を顧客から受けた場合に、これに充分に答えることができない可能性が多いものです。
自ら設計している場合にはその強度や建築基準法に基づく構造などを十分に理解し、さらには安全対策なども自ら設計して施しているため、非常に信頼性が高いのが特徴です。
ハウスメーカーの委託を受けているところは全て技術力が低いと言うわけではありませんが、自ら設計することによって様々な問題点を抽出し、これに対する対策が行える部分もあることから、自社設計で自社施工の工務店ほど、信頼性が高いと言うことができます。